ギターを弾く者のすべてが一度は手にする「カルカッシ・ギター教則本」。 全国のギター教室で広く使われているこのギター学習者必須の教材を、本邦初の原典版準拠・完全翻訳版として刊行。 〈特徴〉 ■カルカッシの原著（パリ・カルリ版1835年刊／マインツ・ショット版1836年刊）を精査・校訂し、その内容を余すところなく収載 ■「50 の漸進的な小品集」を始め、原著に書かれたすべての練習曲を収載 ■既存の「カルカッシ・ギター教則本」では省略・改変されていた箇所も原著通りにすべて掲載 ■カルカッシの教則本は現在においても十分に実用に適したものであるため、ギター教室でのレッスンだけでなく、独習者にもおすすめ ■初心者がギターの奏法を習得する上で欠かせないメソッドのすべてを網羅した内容 ・現在では用いられなくなった19世紀当時の表記や奏法等については、注釈を添えて詳しく解説すると共に、内容を損なわないよう熟考した上で校訂作業を行ない、現代表記や現代譜によって再現 ・これまでの既存の教則本で断片的に流用されてきた練習曲の完全な姿を知ることが出来る一冊